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締結式

2025/01/20

今年1月15日(水)に新宿せいが子ども園(東京都新宿区)と鳥取県日野郡日南町との間で、連携協定を結びました。

日南町としては、まち未来創造に向けた6つのプロジェクトのうち「まちのイメージ創造・発信」「若者・子育て世代転入超過実現」「関係人口・交流人口拡大」の3つのプロジェクトの1つの柱として「新宿せいが子ども園」が実践する「見守る保育 藤森メソッド」(以下「見守る保育」)に注目し、今回の協定に繋がりました。

今後、新宿せいが子ども園と日南町が信頼関係に基づき、交流・連携を深めることで、日南町の幼児教育、学校教育、生涯学習などの教育を活性化を行い、相互の活性化を期待してのことです。

この締結の目的ですが、日南町園・小中一貫教育を充実強化として「見守る保育」の特色である「異年齢保育」等を取り入れることで、教育環境をアピールし、町外からの転入児等と増やすことが目的の一つです。また、新宿せいが子ども園の保育教諭、保護者、関係者との交流活動も活発に行い、関係人口の拡大を結びつけるとともに、災害協定の締結も目指します。

今後、新宿せいが子ども園と日南町が信頼関係に基づき、交流・連携を深めることで、日南町の幼児教育、学校教育、生涯学習などの教育を活性化を行い、相互の活性化を期待できると日南町ではみています。具体でに内容として

1.見守る保育 藤森メソッド」の実践

2.非認知能力の育成実施

3.STEM(ステム)教育の実践

4.講演会、研修会の開催

5.交流事業(子ども、保護者、短期留学、自然環境、農林産物、など)

6.災害時の連携

などがあります。イタリアのレッジオの取り組みのような、幼児教育育から町おこしができるのいいですね。

庁舎の中央部で調印

日南町町長、教育長、教育委員会などとギビングツリーからのメンバー

3件のコメント

  • k.taka より:

    日南町との連携協定の締結、誠におめでとうございます。具体的な内容として、藤森メソッドの実践協力だけでなく、交流事業や災害時の連携というのも素晴らしいなと感じました。天災による各地の被害がメディア等でも報道されていますが、そのような時に連携の力が発揮され、地域の子どもたちを支えることにも繋がるのだろうなと想像しました。レッジオエミリア市のような試みが、日本でもできるのだと感動しました。

  • もりぐち より:

    「百聞は一見にしかず」なんて言いますが、そのことを実感した時間になりました。見るよりも、さらに、その場にいる、体感することの大切さを感じました。ありがたいことに、この場に参加させていただいたのですが、とても大きな感動を受けました。それは、実践者として、さらに質の高い実践を積み重ねていかなければいけないなといい意味の責任を感じ、胸が熱くなりました。

  • カンゾウ より:

    日南町との締結おめでとうございます。人口が少なくなっている町だからこそできることも多いように思います。むしろ、都市にすんでいるよりも子どもの生活や発達成長においては、地方のほうがかえって環境はいいのではないかと感じる今回の内容です。締結の内容が保育実践においても、単純に見守る保育の実践としてくくるのではなく、「非認知能力の育成実施」「STEM教育の実施」など具体的なところも別として実践していくと掲げているあたり、大きな動きがあるのを感じます。
    これからの地方自治体での取り組みに関心が深まります。都市集中型の現代から、新しいムーブメントが起きることがここで起きているのかと思うと感動しますね。

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