杉並たかいどいちご保育園(東京都)
園長 髙野先生
藤森メソッド(見守る保育)何年目?
GT入会からは、17年(最初は職場が養成校でした)
見守る保育との出会い
神奈川県の保育士会で役員をしていた時に、役員を集めた研修会で藤森先生のお話を伺いました。その後、養成校に勤務していた時に、実習巡回で省我保育園さんに伺う機会があり、GTについて教えていただき入会しました。
その時の印象
初めて藤森先生のお話を伺った時は、若いころから感じていた保育に対しての違和感を、バッサリ…斬っていただき、「そうだよね~」「私の感じていた違和感は間違っていなかった」とすっきりしたのを覚えています。
現在、園長として実践している中で一番の喜び、楽しみは何ですか。
一番の喜び・・・「大人が苦しくならない」だから、「子ども達も自分らしくいられる」という姿がみられる時、とても嬉しいです。
楽しみ・・・自分らしくいられることを認められて育った子どもたちが、将来大人になった時に、どんな活躍をしてくれるのかがとても楽しみです。
藤森メソッドを導入する前と後で、子どもの姿はどのように変化しましたか。
複数の園で実践しているので、一つに絞ることは難しいですが、0歳児から実践していた子どもたちは、年長になる頃、何か問題が生じた際、自分たちで解決をしようとするようになります。また、ゲームのルールが理解できない友達には、わかるようなルールに変えて一緒に遊ぶ姿が見られるようになります。
しかし、藤森メソッドを導入したらそうなるのか?ということではなく、藤森先生がおっしゃっている「子どもの姿から学ぶ」という視点をぶらさないことだと思っています。藤森メソッド(見守る保育)は、放任ではなく、一人ひとりの特性に合わせた協働的生活の場(環境)や対応を考えていくメソッドだと思っています。
今後の展望は
現在の園は移動して2年目なので、まだまだこれからですが、持続可能な社会を作ることが最終的には子どもの人権を守ることにつながると思っているので、地域の方や杉並区とつながりながら循環していける園を目指しています。「楽しみ続けられる人生!!」を合言葉に!!
